掃除するほど体に悪い?
掃除機は家庭の空気の汚染源
月刊誌記事から>フローリングにアレルゲンが多い(2004年6月号 No.182)
「基準値」を大きく上回っていた
ぜんそくだけでなく、アトピー性皮膚炎にもハウスダストが関係していることが少なくありません。対策には徹底した掃除とともに、床は畳やジュータンよりも、フローリングが好ましいといわれています。
重症のアレルギーの子どもを持つ家庭ではフローリングにリフォームしたという話を、よく聞きます。
ところが、床がフローリングでも、アレルゲンとなる物質が非常に多く落ちていることが5月12日から開かれていた日本アレルギー協会で発表されました。
この調査は、花王と日赤和歌山医療センターが行ったもの。東京都内の一般家庭12軒を2003年の9〜10月に訪問。フローリング、カーペット、布団からホコリを採取し、チリダニのフン由来のアレルゲンとスギ花粉アレルゲンの量を測定。また、掃除や布団の上げ下げに伴って空中に浮遊するチリの変化についても調べたものです。
調査したすべての家庭で「厚労省のガイドライン値」を上回って測定されました。
また、秋の調査にもかかわらず、スギ花粉のアレルゲンも検出されたのです。
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※調査対象とした「オキシジェン」は、販売終了となっております。 ※最新情報は月刊誌『食品と暮らしの安全』2012年7月号に掲載されています。 |