掃除するほど体に悪い?
掃除機は家庭の空気の汚染源
月刊誌記事から>長い間漂う排気のほこり(2004年4月号 No.180)
真夜中や明け方に喘息が起こる原因
真夜中や明け方に喘息や、くしゃみがでたり、喉が痒くなる人がいます。
真夜中にこんな症状が出る原因には諸説があり、その一つに、空中に舞っていたアレルゲンが下がってきて、寝ている高さに集まったからという説があります。布団を敷いたときにほこりが舞い上がり、ほこりの中のアレルゲンが下がってくる夜中に症状が出るというわけです。
しかし、布団を敷く前に掃除機を使っていることが指摘されていません。アレルゲンを布団やじゅうたんの中から吸い出し、室内の空気中に出すから問題が起こるのです。
布団やじゅうたんの中にアレルゲンがあっても、そこにある限り、人体に悪いことはありません。吸い出すなら、きちんと捕集する必要があります。
掃除機から排気された1ミクロン以下の微粒子は、タバコの煙と同じように長い間、漂い続けます。
人が起きている間は空気が動いているので、アレルゲンは上がったり下がったりしながら漂っていますが、人が寝ると空気が動かなくなるので下るだけになります。だから、吸い込むアレルゲンは、寝ているうちにだんだん多くなっていきます。それが、夜中から明け方にかけてアレルギー症状が現れる一因です。
心当たりのある方は、寝る前に窓を開け、空気を入れ替えてみましょう。
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※調査対象とした「オキシジェン」は、販売終了となっております。 ※最新情報は月刊誌『食品と暮らしの安全』2012年7月号に掲載されています。 |