掃除するほど体に悪い?
掃除機は家庭の空気の汚染源
月刊誌記事から>アレルギー専門家の認識が甘い(2004年4月号 No.180)
症状悪化させる協会ガイドライン
掃除機がアレルギーに悪いことは、アレルギーの人にとっては常識です。
ところが、専門家はそのことを家電メーカーに指摘していないようです。それどころか、寝る前に掃除機をかけて、布団のダニを吸いだすよう指導しているアレルギー専門医がたくさんいます。
しかも、毎日、掃除機で吸い取るように指導している専門家さえいます。ダニは、1日単位では増えないので、そもそも毎日、掃除機をかける意味はないのです。
それでも、排気を室外に出すなら、害はありません。でも、排気が室内に入ったら危険なのです。
日本アレルギー協会のガイドラインでも、成人気管支喘息の項で掃除機は「フィルター付きで集塵袋も二重になっているものが望ましい」、鼻アレルギーでは「排気循環式の掃除機を用いる」となっているだけ。これらの掃除機が、微粉末のアレルゲンを空中にばら撒いていることを、専門の医師たちは知らないのでしょう。
このようなタイプの掃除機を使ってみれば、ひどくほこりっぽい空気が出ていることは、すぐにわかります。
国産掃除機の知られざる危険!(209号) |
最悪の水フィルター掃除機(182号) |
アレルギー専門家の認識甘い(180号) |
※調査対象とした「オキシジェン」は、販売終了となっております。現在同じメーカーより排気が同等にきれいな「ウルトラワン」が販売されています(2010年6月現在)。 |