特集◆硝酸態窒素の水汚染(2007年4月現在)
※データは2007年のもので、現在はわかりません。妊婦と赤ちゃんを想定して書かれた記事です。
水道水を広く汚染
硝酸態窒素が、日本のいたるところの水を汚染しています(214号参照)。今回は浄水場で処理された後の水の汚染度を調べました。
硝酸態窒素は安定度の高い物質で、従来の浄水場では取り切れません。
病原細菌のクリプトスポリジウム対策などから研究が進めらている「限外ろ過膜」を利用した浄水場ならば、硝酸態窒素も取ることができますが、まだわずかです。
福島県伊達市や、大阪府田尻町の浄水場の水は、最高値で水道基準や環境基準の10ppmを超えていました。
3ppm以上の硝酸態窒素が出ていた浄水場を県別に割合を調べると、神奈川、熊本、愛媛、山梨、栃木、鹿児島、埼玉の7県がワースト7で、神奈川は4割近くの浄水場が汚染されていました。
特集 硝酸態窒素の水汚染(214号) |
特集 硝酸態窒素の水汚染2(216号) |
・「ミネラル不足食品ばかりでは病気に罹る」
・食品が10 ベクレル/㎏ の食事で健康被害 〜ウクライナ実情報告〜
・「放射能から子孫を守りたい 」 〜小冊子完全公開〜
・出版物一覧