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「食品と暮らしの安全」バックナンバー

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<2023年>
2023年12月号(No.416)

月刊誌表紙 アメリカ●「超加工食品」に注意

食品添加物漬けでミネラルを抜いた「超加工食品」。
肥満や高血圧、心臓病、うつ病、ガンなど
病気のリスクが高まることがわかってきました。


水道水からネオニコ

米や青果物に残留しているネオニコチノイド系農薬。
実は、場所によっては水道水にも残留していることが、 最新の調査でわかりました。


善玉コレステロール過多は危険

善玉コレステロールを増やすとうたう食品やサプリが
高齢者などの間で大変な人気ですが、
増えすぎると逆に有害で、心臓病や乳ガンなどを誘発します。


原発の利権●悪魔の「交付金」

政府が目指す原発推進の実現には、どうしても中間貯蔵施設、最終処分場などが不可欠で、
その切り札が、立地自治体への交付金です。



【CONTENTS】 ネオニコチノイド●水道水からネオニコ アメリカ●「超加工食品」に注意 教えて!寺澤先生●善玉コレステロール過多は危険 惜しい! 電力会社JERAのテレビCM 原発の利権●悪魔の「交付金」 中国●李氏の死に、慄く習氏 経済●何を考えてる! 税収還元セール ウクライナ現地情報●平穏に暮らし、勝つまで戦う ウクライナから「ありがとう、日本!」   ●子どもたちから「ありがとう」


416号
【価格】1冊1,100円(税込・送料込)
    B5版 フルカラー 24ページ



2023年11月号(No.415)

月刊誌表紙 ミネラル不足が引き起こす●花粉症・ホルモン異常・ガン・冷え性

花粉症が増加を続けて、国民の半数が花粉症にかかっています。
政府は対策として、スギ人工林の伐採を増やし、伐採機に補助金を出し、
住宅にスギの使用を促進しますが、効果はないでしょう。
昔は花粉症にかからなかったのが、免疫に異常が生じて発症するようになっているわけで、原因はミネラル不足です。
ミネラル不足が原因なら、ミネラル不足の人が増えているので、花粉症が増加するのは当然です。


PFAS汚染 岐阜、静岡でも

とどまるところを知らないPFAS汚染。
岐阜や静岡などでも深刻な汚染が確認され騒ぎとなっています。
新たな人体への影響や汚染経路も次々と明らかになっています。


脱ネオニコの波、各地に広がる●佐渡島ではトキが復活

佐渡島で、全島挙げてネオニコの使用をやめたら、
絶滅したトキ(朱鷺)が劇的復活を遂げ、
観光客が増えて、佐渡米も売れるようになりました。


原発の利権●原発推進と関電の闇

2回目のトリチウム汚染水の海洋放出が始まるなか、
中間貯蔵施設、最終処分場なども動き出しました。
主役は経済産業省とタッグを組んだ関西電力です。



【CONTENTS】 ミネラル不足が引き起こす  花粉症・ホルモン異常・ガン・冷え性 PFAS(有機フッ素化合物)汚染 ●岐阜、静岡でも 脱ネオニコ●佐渡島ではトキが復活 原発の利権●原発推進と関電の闇 ウクライナ「ありがとう、日本!」●「届いたよ!」 ウクライナ現地情報●地道な解放とロシアへの反撃 教えて!寺澤先生●季節外れの蚊に注意 アメリカの市民生活●「夢の痩せ薬」 現地からの中国事情●「失われた30年」は来るか? やさしい経済解説●使われない森林環境税 本のご感想ありがとうございます 本の新聞広告が出ました


415号
【価格】1冊1,100円(税込・送料込)
    B5版 フルカラー 32ページ



2023年10月号(No.414)

月刊誌表紙 原発の利権●誰のための海洋放出か

政府・東京電力が強行したトリチウム汚染水の海洋放出は、
数ある選択肢の中から、国民生活への影響よりも、
原子力ムラの利権、原発推進を優先させた愚行です。


韓国の有機学校給食●食の安全守る姿勢徹底

有機学校給食を普及させる運動が日本各地で起きていますが、
そのお手本として注目されているのが、お隣の韓国。
韓国の有機給食の現状を現地で取材しました。


崩壊しそうで、しない経済「なぜ中国は崩壊しない?」

大手不動産開発会社が相次いで経営破綻したので、
中国経済は崩壊しそうだと心配されていますが、
習近平政権は密かに対策を打っていました。


アメリカ●若い女性のガンが増加

ガンが増えているのは高齢化のせいとよく言われますが、
若い世代、特に女性の間で顕著に増えていることがわかりました。
日本も要注意です。



ついに出版●『脳にも悪い!違反食品』

市販食品を毎日食べ続けて病気になる人が日本には何千万といます。
もし原因が食品添加物や農薬だったら即、社会的な大問題となるので、
病気になる人はこれほど増えません。
増えた原因は、間違いなくミネラル不足です。
でも、ミネラル不足が原因だとは、専門家も思わなかったので、
長年、事態が放置され、その結果、病人が増え続けてきました。
この状況を変えたい一心で書いたのが『脳にも悪い!違反食品』です。
本を読んで学校や病院が食事を見直し、企業が考えを改めれば、
健康な子ども、大人が増え、社会は活力を取り戻し、経済も回復します。
出版を機に、「失われた30年」から日本を救い出す活動を始めます。


【CONTENTS】 トリチウム汚染水●膨れる放出費、補償費 原発の利権●誰のための海洋放出か 韓国給食●食の安全守る姿勢徹底 ウクライナ現地情報 ●着実な反転攻勢、慄くロシア国民 教えて!寺澤先生●葉酸をもっと摂りましょう アメリカ●若い女性のガンが増加 中国●崩壊しそうで、しない経済 経済●「ステルス増税」に気をつけろ! 『脳にも悪い! 違反食品』を出版   改善活動を始めよう   「失われた30年」から日本を救い出そう


414号
B5版 フルカラー 24ページ
10月号は、月刊誌の単冊販売いたしません。
『脳にも悪い!違反食品』をご注文の方に、 もれなく月刊誌10月号No414 をお付けします(在庫限り)



2023年9月号(No.413)

月刊誌表紙 温暖化の原因●未体験の暑さにクールに対応

9000年前までの縄文早期では、今より2〜3度低い気温でした。
そこから気温が6度急上昇し、当時の青森は、今の関東から仙台辺りの気温になっていました(9000〜7000年前)。
5000年前ごろには現在と同じくらいになりその後、徐々に寒冷化へ。
9000〜7000年前の古代人は、現在より暑い時代を過ごしてきたことになります。
現代人には未体験の暑さに対して、クールに考察してみました。
温暖化の原因を問います。


参考文献)北海道・北東北の縄文遺跡群ホームページ
https://jomon-japan.jp/learn/jomon-prehistoric-sites-in-northern-japan



酷暑の食事と住まい

熱中症予防にと「経口補水液」や「塩分補給用の錠剤」が、この夏は飛ぶように売れました。
しかし、それらは摂り過ぎると、健康を損ねる場合があるので、注意しましょう。
酷暑対策を寺澤医師に記事にしてもらいました。


ネオニコチノイド農薬●脱ネオニコでコウノトリが復活

「コウノトリは農薬に汚染された魚やカエルを食べて死んだ。農薬を使った食べ物を食べ続けたら、
人間もコウノトリと同じ運命をたどる」こう熱く語った JAたじま・コウノトリ育むお米生産部会の顧問で、育む農法の導入・普及に深くかかわってきた地元の有機農家、成田市雄さん。

兵庫県豊岡市では、絶滅した国の天然記念物コウノトリが大空を自由に舞い、地域活性化にも役立っています。
復活の決め手は、ネオニコを始めとする農薬の追放でした。


原発の利権●「大津波」を隠した人たち

2011年3月9日「福島県沖から茨城県沖で津波地震の可能性」と
地震調査委員会は警告するはずでしたが、東京電力が圧力をかけ、
発表を阻止したら、3・11大津波が起こり、大人災になりました。



ついに完成●『脳にも悪い!違反食品』

人気市販食品のミネラル不足を実測によって立証したのが2010年。
しかし、国、食品業界、栄養士会がこの世紀の発見を無視し続けたので、
発達障害児は10%を超え、日本経済は低迷を続けて「失われた30年」に。
栄養不足が体調不良を引き起こすことは自明の理なのに、
食品の見た目をよくするため、企業はミネラルを極限まで抜くようになり、
日本人のミネラル不足は深刻化し、病人は増加の一途をたどっています。
本書で日本に衝撃を与え、ミネラルを十分に摂取できる社会に変えて、
発達障害児や病人を減らし、日本を昔の健康で元気な姿に戻したい!

東京都内の書店とアマゾンは10月8日に発売されます。



【CONTENTS】 未体験の暑さにクールに対応 ●今より暑かった縄文時代 再生可能エネルギーが増えて化石燃料の使用が増加 ●黒いチリが暑さの一因 教えて!寺澤先生●酷暑の食事と住まい コウノトリの恩返し   ●脱ネオニコでコウノトリが復活 原発の利権●「大津波」を隠した人たち 農薬業界のいいがかり●BIGと農薬業界 ウクライナから「ありがとう、日本!」⑩ ウクライナ現地情報 ⑱   ●炉心溶融の瀬戸際が続く アメリカ●大麻で深刻な健康被害 中国●黄金の未来が「暗転」 経済●危ない高金利「仕組み預金」 「違反食品」の本 ついに完成


413号
【価格】1冊1,100円(税込・送料込)
    B5版 フルカラー 32ページ


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2023年8月号(No.412)

月刊誌表紙 ●原子力ムラの守護神IAEA

IAEA(国際原子力機関)の報告結果を受けて、
EU(欧州連合)が日本産食品の輸入規制を撤廃します。
政府の描いたシナリオどおり、汚染水の放出に進んでいます。

水になっているトリチウムは、いくら海水で薄めて海洋放出しても、意味がありません。
なぜならば、水は地球上では液体だけにとどまらず、気体、固体へと変化するからです。
トリチウムで問題となるのは、放出濃度ではなく、放出する絶対量なのです。

グロッシ・IAEA事務局長の記者会見では、 中国メディアから「大きな原発事故によって発生した、福島第1原発のトリチウムと、通常の原発稼働で発生したトリチウムを同列に論じることに、疑問を感じる」とする趣旨の質問がありました。
「中国や韓国からも、トリチウムの海洋放出が行われている」と発言したグロッシ事務局長への過剰反応でしょうが、両方のトリチウムに、科学的な相違など、ありません。



マンション水道管に環境ホルモン

環境ホルモンがマンション水道管を補修する塗料に復活。
水道管の内部にビスフェノールAを塗ったマンションでは、
孫が遊びに来たとき、水道水を飲ませてはいけません。


増える果物アレルギー

果物アレルギーの患者が増えています。
花粉症の人は果物アレルギーにもなりやすいので注意しましょう。
重篤になる場合もあるので、油断せず医師に診てもらってください。


中国、世界4位の有機国に

中国産を国産と偽って販売する事件が後を絶ちません。
中国産は危ないというイメージが強いので、売れないからです。
でも今は、本当に危ないのは国産の方になりつつあります。



【CONTENTS】 原発の利権●原子力ムラの守護神IAEA ウクライナ現地情報●瀬戸際が続く原発 ウクライナから「ありがとう、日本!」   ●放射能から身を守るため 水道から環境ホルモン? 教えて!寺澤先生●増える果物アレルギー アメリカ●人工芝からPFAS 中国●反スパイ法強化のナゼ 経済●株高はバブル? 本物? アスパルテームに発ガン疑惑 お便りから●乳がんの記事に感謝 アーカイブ  ●乳がんに気を付けて  ●ガン治療に漢方薬 中国、世界4位の有機国に 日本産より安全になった中国産


412号
【価格】1冊1,100円(税込・送料込)
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2023年7月号(No.411)

月刊誌表紙 ●過半数が健康被害の恐れ―PFAS―

東京都多摩地域の住民650人に対して行っていた
有機フッ素化合物(PFAS)の血中濃度検査の全結果が判明。
半数を超える335人が健康被害の恐れがあるレベルでした。

PFAS防御策も掲載しました。


ミネラル不足で「失われた30年」

日本人の大半が栄養不足で体調を壊した経験を持つのに、
マグネシウム・鉄・亜鉛は「不味い」と食品から抜かれるので、
ますます不調や病気の人が増え、日本が衰亡していきます。


向精神薬に強い副作用

福島原発事故を機に、原発廃止を宣言し、実現したドイツ。
事故を起こした日本と、原発大国のフランスは原発推進で合意。
そこから、原発利権から脱却できない日仏の姿が見えてきます。


原発の利権 ④ 原発は発電コストが高い

発電コストの安い原発の再稼働は不可欠と力説し、
政府と電力会社は電力料金を引き上げました。
しかし、原発をやめれば、電気料金を安くできます。



糖質制限は不健康

糖質を極端に制限する食事法はアメリカでも注目を集めています。
しかし、行き過ぎた糖質制限は健康によくないと、
多くの専門家が警告を発してます。



【CONTENTS】 水力発電所爆破●ダム破壊で農業に大被害 平飼い卵●健康な卵を食べよう 有機フッ素化合物(PFAS)汚染  ●過半数が健康被害の恐れ PFAS防御策●PFASから身を守る法 教えて!寺澤先生●向精神薬に強い副作用 アメリカ●糖質制限は不健康 中国●今は沈黙の時代 経済●進む世界経済のブロック化 原発の利権●原発は発電コストが高い ウクライナ現地情報●廃墟復興、反転攻勢へ ウクライナから「ありがとう、日本!」  ●小若がメディア部門1位に 『はだしのゲン』●売り上げ15倍! ミネラル補給●ミネラル不足で「失われた30年」 ミネラル実測●野菜の煮物盛り合わせ


411号
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2023年6月号(No.410)

月刊誌表紙 ●月(ドイツ)とスッポン(日本)の訳

ドイツと日本は様々な点で非常に似ています。
第二次世界大戦では三国同盟を結成し、敗戦国となりました。
両国とも、ものづくりの伝統があり、職人をとても大切にします。堅実で勤勉な国民性も共通しています。
その結果、戦争で国土が焦土と化しながらも、戦後は自動車産業を中心とする工業国、貿易立国として急成長。
中国に抜かれるまで、アメリカに次ぐ世界2位と3位の経済大国として、世界経済をけん引してきました。
しかし、今や、こうした共通点以上に、とりわけ国民の暮らしに直接かかわる分野に関しては、相違点が目立ちます。

暮らしの豊かさは、まさに月(ドイツ)とスッポン(日本)。
ジャーナリストの猪瀬さんが、似て非なる理由を現地で探りました。


化学物質、親の曝露が子に影響

全国約10万組の親と子どもの協力を得て、2010年度から実施している環境省の大規模な疫学調査「エコチル調査」。※「エコロジー」+「チルドレン」を組み合わせた造語

政府によるこれほど大規模な疫学調査は、日本ではこれまで行われてきませんでした。
目的は、胎児期から小児期にかけての化学物質への曝露をはじめとする環境因子が、
妊娠・生殖、先天奇形、精神神経発達、免疫・アレルギー、代謝・内分泌系などに影響を与えているのではないか、という仮説を、疫学的手法によって実証すること。

暮らしの中に存在する化学物質の恐ろしさが調査の分析結果で、鮮明になってきました。


原発の利権 ③ 脱原発の独、原発推進の日仏

福島原発事故を機に、原発廃止を宣言し、実現したドイツ。
事故を起こした日本と、原発大国のフランスは原発推進で合意。
そこから、原発利権から脱却できない日仏の姿が見えてきます。


抗うつ剤に耐性菌リスク

抗うつ剤を服用すると、体内の大腸菌が薬剤耐性菌に変化する可能性があることが、
海外の最新の研究でわかりました。



【CONTENTS】 ドイツ紀行●日独は月とスッポン うつ病薬に新リスク●抗鬱剤に耐性菌リスク ウクライナ現地情報⑮●ユネスコ会合で戦争犯罪追求 ウクライナから「ありがとう、日本」⑦●兵士もニコニコ 教えて!寺澤先生●化学物質、親の曝露が子に影響 アメリカ●ワースト1位はイチゴ 中国●台湾有事と台湾人の本音 経済●金は高いか安いか? 原発の利権③●脱原発の独、原発推進の日仏 トリチウム汚染水の放出で脳腫瘍(アーカイブ) eco検定●レジ袋で地球環境を傷めない法 ミネラル不足の主原因は●安くなった「うま味調味料」 ミネラル実測●冷凍弁当「さば味噌煮 五穀ご飯」


410号
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2023年5月号(No.409)

月刊誌表紙 ●PFAS汚染―水道水汚染、多摩全域に

有機フッ素化合物(PFAS)による水道水汚染に揺れる東京多摩地域。
新たな調査で汚染が多摩全域に及ぶことが判明しました。 至急対策を打たないと手遅れになると専門家は訴えています。

今回は、20年前の記事も掲載。
今、水汚染を起こしているPFASを用いたフッ素樹脂加工品は、 20年前、加熱で有害物質が発生すると問題になっていました。


ゲンを飛躍させ世界平和を

広島市教育委員会による平和教育教材からの「はだしのゲン」削除を受け、
講談師の神田香織さんは、撤回を求める講談を4月にも大阪で開催。
5月にまた広島で行います。

市教育委員会が削除を発表した時にはすでに、
ゲンを削除した新しい「平和ノート」が印刷済みで、
新年度からその平和ノートを使った授業が始まっています。
『はだしのゲン』は24以上の言語に翻訳され、世界中で読まれている名作です。
将来、海外から広島を訪れた人がゲンのことを市民に聞いたら、
「知らない」と答えるようにするのが、広島市の教育です。
その前に『はだしのゲン』を世界に広げて、市の決定を止めましょう。

G7広島サミットに参加する首脳に漫画を見せ、世界を平和にしましょう。
G7参加国の首脳に読んでもらうよう、各大使館に漫画と要請書を提出しました。

要請書提出


原発の利権 ② 政治主導で始まった原発

1952年6月、日本学術会議との会合で、前田正男衆議院経済安定委員長が、
戦後の経済復興には、科学技術の振興が不可欠だとして、
「科学技術庁」(現文部科学省)の設立を提案、
目的は「原子力と航空機の研究開発」と明言しました。
戦前の軍部主導の核開発を、戦後は政治主導で進めるとする宣言です。
ここから「原子力の平和利用」を建前とした、
戦後日本の原子力開発が、事実上、始まります。


タンパク質の摂りすぎは危険

高タンパク質、低炭水化物が健康にいいと喧伝されていますが、
日本人はタンパク質の取り過ぎで病気になっている可能性があります。

タンパク質に関しては、誤った情報がたくさん流されています。
3つの重要なポイントを紹介します。


【CONTENTS】 PFAS汚染●水道水汚染、多摩全域に テフロン加工●調理中に鳥が死亡 ゲンを飛躍させ世界平和を 原発の利権②●政治主導で始まった原発 ウクライナから「ありがとう、日本!」⑥      ●カンパに最大級の感謝 ウクライナ現地情報⑭  ●プーチンに国際逮捕状!  ●映画「マリウポリ7日間の記録」4/15 公開 教えて!寺澤先生●タンパク質の摂りすぎは危険 アメリカ●植物肉、突然の人気失速 中国●中国経済は本当に危ないか 経済●日本の財政が危機の理由 黄砂を黒くする汚染物質 『違反食品』まもなく出版 ミネラル実測  ●人気の「唐揚げ」  ●病気になる冷凍弁当


409号
【価格】1冊1,100円(税込・送料込)
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2023年4月号(No.408)

月刊誌表紙 ●広島がヘンだ

世界の平和反核運動を先導していた広島市が
平和教育プログラムの教材から
『はだしのゲン』の削除を唐突に決定。

自らの被曝体験をもとに中沢啓治氏が力強く
反戦反核を訴えた漫画「はだしのゲン」。

講談師の神田香織さんは
広島で漫画「はだしのゲン」と出会い
「講談はだしのゲン」を作りました。

1986年8月8日に国立演芸場で初演して、
以来37年間、語り続けています。

ウクライナに軍事侵攻したロシアは、核使用をちらつかせています。
一方、「トルコ、シリアを襲った大地震では、5万人以上もの犠牲者。
人災と天災、せめて人災の戦争は我々の手で終えさせなければ。
核戦争の懸念が高まる今こそ「はだしのゲン」読んで欲しいと、神田さんは訴えます。


原発の利権 ①

大地震、大津波、原発事故から12年。
13回忌の法要が各地で営まれているとき、
原発事故の利権化が進んでいます。

12年前に起きた原発事故は、原発は国を滅ぼしかねないという
重大な教訓を残しました。
それ以来、日本は脱原発に動いてきたのに、
岸田首相はその教訓を踏みにじって、
エネルギーの安定供給、脱炭素を名目に、原発推進へ舵を切りました。
初めからスケジュールありきで、形式だけの
公聴会→有識者会議→原子力規制委員会を経て、
国会議論もないまま2月28日に「原発60年超運転」を閣議決定。

こんなことになるのは、
原発の利権が、政界の隅々まで影響を与えているからです。
この問題を明らかにしていきます。


日本の建築にも弱点

トルコ南東部の大地震で多く建物が崩れたのは違法建築が原因。
「日本の耐震基準は厳しいから大丈夫」という声があります。
しかし、日本の建築も「危ない!」と、相根昭典 一級建築士は警告します。

「水分が多いコンクリートを使った日本のビルは脆弱。
建物だけでなく、礎や地盤改良に使われる杭のコンクリートも同じ。
地震の横揺れは、まず建物に水平に力が加わり、次に柱や壁など垂直に移行、
基礎がぐっと踏ん張ってくれるから、地震の揺れに耐えられるのに、
基礎が駄目だったら、建物が耐震補強されていても、
年数が経った高層ビルは、大地震で倒壊する可能性が高いのです。

都庁は、地下のコンクリート壁が割れています。
迫っている首都直下地震が起きれば倒壊します。」

木造住宅にも様々な問題点が。 リフォームの詳しい方法は、本誌でどうぞ。

相根昭典(さがねあきのり) 一級建築士
潟Aンビエックス 代表取締役。椛f材工房 代表取締役。
住宅の化学物質汚染に危機感をもち、健康住宅を提唱。
現在、循環型社会を目指した森林復興とエコ建築、
耐震住宅に重点を置き活動。

※食品と暮らしの安全基金事務所は、相根氏が招集した関係者によって建築された。
本物のエコロジー建築


PFAS、妊婦・幼児の免疫力を阻害

深刻な水道水汚染を引き起こしている有機フッ素化合物(PFAS)。
地下水が広範囲に渡ってPFASに汚染されている東京都の多摩地域で、
600人を対象に血液を検査すると、
欧米の安全基準を大幅に上回る
有機フッ素化合物(PFAS)が検出され、
体調の異変を訴える人も続出していることを3月号でお知らせしました。

ガンなど様々な病気との因果関係が疑われているPFASは、
新たに、強い免疫毒性を持つ可能性が高いことがわかってきました。


【CONTENTS】 原発の利権①●事故後も利権だらけ トルコ大地震●日本の建築にも弱点 地震大国トルコの原発 ウクライナからありがとう⑤       ●また会えると信じます ウクライナ現地情報⑬●勝つまで戦い続ける 教えて!寺澤先生●鉄の摂取は過不足なく アメリカ●PFAS、免疫力を阻害? 中国●沖縄も樺太も中国領? 経済●他人事でない! 米銀行破綻 400号の軌跡を1冊に 広島詐欺市教育委員会 教材から「はだしのゲン」削除 別冊 『食品と暮らしの安全』400号の軌跡


408号
【価格】1冊1,100円(税込・送料込)
    B5版 フルカラー 28ページ
別冊「『食品と暮らしの安全』400号の軌跡」付き


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2023年3月号(No.407)

月刊誌表紙 ●PFAS(有機フッ素化合物)で脳梗塞?

汚染された水道水を長年飲み続けてきた
東京多摩地域の住民の血液検査をしたら、
欧米の安全基準を大幅に上回るPFASが検出され、
体調の異変を訴える人も続出。

長年、脂質異常症に苦しみ、脳梗塞も発症した住民は、
血液が高濃度のPFASに汚染されていても
PFASが健康診断の項目にないので、見逃されてきたのです。

米軍基地が汚染源とわかりきっているのに
アメリカに弱腰の政府は対策をとれないので
令和最大の公害問題に発展します。


防衛省の初見解!●ミサイルから原発をどう守る

日本の安全保障で最大の脅威は、原発へのミサイル攻撃です。
防衛省 報道室に、原発防衛について初めて聞くことができた後、
岸田政権が原発の60年超運転を決め、さらに大課題になりました。

防衛省への質問事項は以下の4項目です。
 @国土防衛における原発の位置づけ
 A原発攻撃への対応策
 B原発防衛は可能なのか
 C複数の原発攻撃を防衛できるのか

回答から
原発防衛への防衛省・自衛隊の熱意や決意は十分うかがえましたが、
現時点では、どうやら完璧な原発防衛は難しそう。
では、最善の防衛策とは?


学校給食を有機に!

有機米や有機野菜など有機食材を給食に取り入れる動きが、
日本各地の小中学校の間で急速に広がり始めました。
今後、有機学校給食が全国的に増えていくのは間違いありません。

ただし、問題はその中身。
有機給食といっても、食材が100%有機とは限りません。
有機学校給食を実践している自治体の中には、
ネオニコチノイド農薬が残留した「特別栽培農産物」を、
あたかも、農薬や化学肥料をあまり使わない安全な農産物として
扱っているところもあります。

このままでは、月に1回、有機米を給食に出すだけで、
「有機給食を実践しています!」と自慢する自治体が全国に乱立する
「有機給食バブル」を招きかねません。


骨の強化にサプリは禁物

「骨を丈夫にするのに必要不可欠なカルシウムとビタミンD。
しかし、安易にサプリメントで補給すると、逆に健康を損ねる」と
寺澤政彦医師からの警告です。

健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限が「耐容上限量」。
カルシウムにも耐容上限量があり、
過剰に摂取すると健康障害を引き起こすリスクがあります。
通常の食品からの摂取で耐容上限量を超えることはありませんが、
サプリメントで補うときは注意が必要です。

ビタミンDは、ビタミンという名前は付いていますが、
実はステロイドホルモンの一種。
骨の健康を維持する以外にも、多様な役割を担っていて、
生きるために必須の成分(ホルモン)ですが、
ビタミンDは脂溶性ビタミンのため、過剰摂取すると、
肝臓に蓄積して健康障害が起きます。

では、効率的に上手に骨を強化する方法は?
寺澤先生の提案とは……。


【CONTENTS】 永遠の化学物質●PFASで脳梗塞? 防衛省の初見解!●ミサイルから原発をどう守る 基金のパブリックコメント●ミサイルから原発を守れない 自民党と統一教会●恥を知れ!細田衆院議長 学校給食を有機に! 「ありがとう、日本!」C●報道賞の創設に貢献 ウクライナ現地情報K●世界の友朋と共に 教えて!寺澤先生●骨の強化にサプリは禁物 アメリカ●酒は百薬の長にあらず!? 中国●人口減とロシア支援の重荷 経済●転落を回避する金融政策を 質問●コロナワクチン後遺症が心配 農薬と発達障害の関係は? ミネラル実測  ●「完全メシ 豚辛ラ王 油そば」  ●「ベースブレッド」


407号
【価格】1冊1,100円(税込・送料込)
    B5版 フルカラー 32ページ


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2023年2月号(No.406)

月刊誌表紙 ●小学生の発達障害は12%台に

小中学生の発達障害児は「8.8%」と、
10年に一度の調査結果を文部科学省が公表。
小学生の平均は10.5%ですが、
低学年は11%を超えており、
1年生は12.0%、2年生は12.4%です。
ついに12%台の時代に入りました。
発達障害の増加原因を取り除いて、
困っている子を一刻も早く救い出しましょう。


ミネラル実測●ポテトチップス、カキフライ弁当

亜鉛を摂るならカキと言われるので、カキフライ弁当を検査すると、
食品成分表の半分以下しか、亜鉛が含まれていませんでした。

食品成分表では、カキフライ100gに亜鉛が12.0rなので、昔は
4〜5個で全年代の推奨量を満たし、数日の不足を補えたのですが、
今のカキフライ弁当は、1日の不足を補える程度になっていました。
どうしてカキに含まれる亜鉛が半分以下に減ったのでしょう。
その原因と影響を考えると……。


放射能汚染土の再利用●子孫を遺伝病にする

原発事故で発生した放射能の汚染土を再利用する計画を
被害者救済の美名のもとで、環境省が進めています。

放射能汚染の、最大の危険性は、子孫に遺伝病が増えること。
生殖細胞の遺伝子に傷がつき、その生殖細胞が受精すると、
産まれた子どもには、全細胞の遺伝子に傷がついています。
こうして病気になると治せません。放射能汚染の拡散は、
子孫に対する大犯罪です。


EUからネオニコが消えた

子どもや胎児の健全な成長を阻害するネオニコチノイド系農薬。
主要なネオニコ系農薬は全部で次の7種類。
クロチアニジン、チアメトキサム、イミダクロプリド、チアクロプリド、アセタミプリド、ジノテフラン、ニテンピラム
日本ではこのすべてが農薬登録され、使用されています。

ところが、欧州連合(EU)の域内からほぼ姿を消したことがわかりました。
日本の主要メディアはどこも、このことを報道していません。
また、"隠れネオニコ"のスルホキサフロルについても、
EUは2018年に屋外での使用禁止を発表しています。

昨年9月、ECは、クロチアニジンとチアメトキサムの最大残留基準値(MRL)を
大幅に引き下げで、EU加盟各国が合意。

農林水産省は12月27日、EUのクロチアニジンとチアメトキサムの
基準値引き下げに関する詳細な情報をホームページに掲載しました。
輸出企業に迅速な対応を促すためで、国民に知らせるためではありませんが、
日本のネオニコ規制の緩さが一目でわかります。
茶葉に適用されるクロチアニジンは、
日本の基準値は50ppm。なんとEUの1000倍も緩いのです


【CONTENTS】 発達障害児の増加で日本衰亡 主原因はミネラル不足 EUからネオニコ農薬が消えた 岸田政権●原発政策の愚かな大転換 放射能汚染土の再利用●子孫を遺伝病にする 低周波音●下水道からも発生 ウクライナ●15地方新聞の再開に貢献 ウクライナ現地情報J勝利を信じて暮らす 教えて!寺澤先生●女性はもっと魚を食べよう? アメリカ●耐性菌まみれの牛肉? 中国●富裕層の憂鬱 経済●金利のある世界 質問●ネオニコ農薬、特に危険なのは? ミネラル実測●ポテトチップス/カキフライ弁当


406号
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2023年1月号(No.405)

月刊誌表紙 ●ムダな防衛費を増額

岸田総理は、来年度から5年間の防衛費の総額を、
43兆円と、これまでの最高額の1.6倍に増額します。

ロシアがウクライナの全原発を攻撃しているので、
本当に日本を防衛する気なら、原発廃止に舵を切り、
同時に、原発を狙うミサイルを完璧に打ち落とし、
原発への外部送電線を地中化する政策が必要です。

それらを何もせず、貴重な防衛費を浪費する
岸田政権が続くと、日本は潰れます。


●2023年の展望「世界経済は悪化」

元週刊エコノミスト編集長の今井伸氏による2023年の展望です。

世界経済はインフレと不況のダブルパンチを受けています。
米国はゼロ成長、EUはマイナス成長。
それに対し、日本の景気は悪くありません。
なぜなら、マイナス要因があっても、欧米と反対に金融は超緩和状態、
財政はばんばん膨張しているので、景気を維持できているのです。
日本がうまくやっているわけではありません。その逆です。
長期的に「深刻な事態」を引き起こす可能性がますます高まっています。

アベノミクスを引き継いだ岸田政権は、先日、29兆円の総合経済対策を発表。
財源はほとんど国債です。
国の債務を膨らませ、返済不可能な借金を次世代に残そうとしています。

次世代に本当に残すべきことは?


●加熱式タバコ・電子タバコ――紙巻タバコを増やす

紙巻タバコより体に良さそうだと言って、
加熱式タバコや電子タバコに切り替える喫煙者が増えていますが、
「体にいいとは、まったく言い切れません」と、寺澤政彦医師。

加熱式タバコ・電子タバコの普及が進むにつれ、
「加熱式タバコや電子タバコの使用は、紙巻タバコの喫煙を増やす」という調査結果が次々と明らかになっています。

紙巻タバコから加熱式タバコや電子タバコに切り替えても、"禁煙ができた"ことにはなりません。
何が問題なのか、詳しくは本誌で。


●東京の地下水が汚染

深刻な影響が心配されるPFAS。
PFASは全部で約5000種類ともいわれる有機フッ素化合物の総称。
その一部は国際条約「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」で製造や使用が禁止・制限されているほど、 非常に有害性の高い化学物質です。

このPFASによって、東京都の西部に広がる多摩地域の地下水が広範囲に汚染されていることが明らかとなり、 地域住民が自治体の垣根を越えて、一斉に立ち上がりました。

「有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会」の共同代表は、 「全国的な横のつながりで国を動かしたい」と述べ、多摩地域や同様の問題を抱える他の地域との連携に期待を寄せています。


【CONTENTS】 原発が危うい  ウクライナ 全原発が停止  原発60年超―「報道特集」がスクープ  キーウに意見広告の看板 2023年の展望●世界経済は悪化 ウクライナから「ありがとう、日本」 ウクライナ現地情報⑩ 暗闇の中で心を燃やす 有機フッ素化合物●東京の地下水が汚染 まるで統一教会政権! 安倍・菅・岸田政権 アメリカ●怖い「ぽっちゃり」ブーム 教えて!寺澤先生●加熱式・電子タバコ 中国●衰退の始まり 経済●GAFA"宴のあと" 質問●添加物でのミネラル摂取を許容? ミネラル実測●巻寿司、韓国風海苔巻き  ミネラル不足で「寝正月」に 《付録》 『食品と暮らしの安全』400号の軌跡 ⑥ ⇒400号記念特集ページ


405号
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