排気の汚い掃除機を使うことは止めよう!
大流行が始まり、厚労省が警報を出したノロウイルス食中毒。
ノロウイルスは、空気中に漂っている数個の菌を吸い込んだだけで、「感染性胃腸炎」を起こします。
ほとんどマスコミでは、報道されていませんが、この家庭での「空気感染」を拡大しているのが、排気の汚い大多数の国産掃除機です。
特に、家庭で感染を拡大しやすいのが、ノロウイルスに感染した人の吐いたもの(吐しゃ物)を処理するときで、このとき排気の汚い掃除機を使うと最悪です。
畳やカーペットの奥に潜んだノロウイルスを吸い出して、排気にして部屋中に拡散させてしまうからです。
吐しゃ物の処理に使えるのは、排気のきれいな「オキシジェン」か、日立の新型掃除機くらいです。
ノロウイルスは、直径が0.03μmと非常に小さく、どの掃除機でもノロウイルス単体を除去することはできません。
しかし、超高性能HEPAフィルター「No13」を使用したオキシジェンは、ノロウイルス除去に力を発揮することが、東京都中央区保健所の研究でわかっています(本誌209号)。
このフィルターは、0.06μmの超微粒子を99.5%取り除く性能があるので、ノロウイルスが何かにくっついていれば問題なく取れるからです。
〜関連情報〜
ノロウイルス対策(月刊誌「食品と暮らしの安全」2011年1月号No261)
排気のノロウイルスで胃腸炎(月刊誌「食品と暮らしの安全」2006年9月号No209)
子どもの下痢のときの食事は?(月刊誌「食品と暮らしの安全」2004年12月号No188)