発ガン性は2種類
すべてのお茶にネオニコチノイド農薬が含まれ、
子宮ガンが怖いので「日本茶が危ない!」と2018/11月号に掲載。
抹茶菓子、抹茶ケーキも、もちろん危ないのです。
すべての日本茶からネオニコ農薬検出
「ほうじ茶は安全ですか」というご質問が多かったのですが、ペットボトルの表示をご覧ください。
原材料が日本の緑茶です。 ウーロン茶も中国の茶葉を発酵させ、もちろん「危険」です。
前号の表では、茶葉から平均4種類、ペットボトルのお茶から平均5種類のネオニコ農薬が検出されていました。
食品安全委員会の農薬評価書では、ネオニコ農薬7種類中、2種類に発ガン性がある、と評価されています。
EUが禁止を決めたチアメトキサムは肝細胞ガン、
日本でいろんな農作物に使えるよう使用規制を緩和しようとしているチアクロプリドは
甲状腺ガン、子宮腺ガンと卵巣腫瘍を起こしています。
同じようなデータを使って審議してEUが禁止したのに、規則を緩和してきた日本の専門家は、どこかが狂っているのです。
殺虫や殺菌の有効濃度で農薬を残留させた収穫後に用いるポストハーベスト農薬を除けば、ネオニコ農薬が一番危険です。
「国産の農作物を食べよう」「地場の農作物を」と行政や農協(JA)は言いますが、
そんな危ないことを受け入れてはいけません。
「ネオニコ農薬をやめてから言え」と反論しましょう。
ハチミツより、農業が危険に
ネオニコチノイド農薬は浸透移行性があるので、土壌に入れたり、葉に散布しておけば、 植物全体に行きわたって殺虫効果を発揮するので、使い勝手がよく、急速に売り上げを伸ばして、よく使われる殺虫剤になっています。
この影響を真っ先に大きく受けたのがミツバチです。
花の蜜に殺虫剤は入っていなかったのが、神経毒性の殺虫剤が含まれるようになったので、 悪影響の出ない量を含んだ蜜だけは巣に持ち帰れますが、
少し多いと神経が錯乱して巣に戻れなくなり、もっと多いとミツバチは死ぬようになりました。
ミツバチが花粉を運んでくれないと、果物や実がならなくなるので、農業に重大な支障が出ます。 それで、EUは3種類、フランスは5種類の使用禁止を決めたのです。
先進各国がネオニコ農薬の禁止や規制強化を行っているのに、日本は、農業を守らない農林水産省が、使用規制の大幅緩和を進めています。
月刊誌『食品と暮らしの安全』2018年12月1日発行 No.356 掲載記事
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月刊「食品と暮らしの安全」
2018/11月号 No355 1〜3ページ
2018/12月号 No356 7〜9ページ
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関連ページ
・国産米が危ない!(2018/12月号No356)
・発ガン性は2種類(2018/12月号No356)
・日本茶が危ない!(2018/11月号No355記事)
・食品の農薬汚染・「減農薬」に多量残留(2018/10月号No354記事)
・懸念される環境、人への影響(2018/5月号No349記事)
・汚染進む日本列島(2017/10月号No342記事)