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特集◆ハイブリット車は「エコ」ではない

月刊誌記事から>「エコ」に隠して国がトヨタ救済(2009年6月号No242)



経済的なメリットもなく、環境にも悪いハイブリッド車。
しかし、エコカー減税+エコカー補助金で、注文が殺到しています。
本当のエコ派なら、まだ乗れる車を買い替えてはいけません。

●『燃費12.2km/ℓ』でもエコカー!
ハイブリッド車が特別に優遇された制度が始まりました。 プリウスなら、減税と補助金を組み合わせれば39万円以上、 インサイトなら38万円以上の買い替え支援となります。 しかもエコカー減税は、ハイブリッド車ならどんな車でも免税になるのです。 価格が1510万円もするトヨタ・レクサスでは74万円あまりが免税となり、 補助金制度も使えば99万円ほどの買い替え支援になります。 排気量5ℓ、燃費12.2km/ℓ(10・15モード)の、どこがエコカーなのでしょうか? ここにエコカー支援の本音が現れています。 国は多額の税金を投入し、業績の悪いトヨタの販売支援をしているのです。 今回の買い替え支援策は「景気対策」、「自動車業界支援」であり、 「エコ」ではありません。 プリウスの発売日に合わせた、政府の「特別値引きキャンペーン」です。 トヨタの内部留保は12兆3000億円、社員の給与も37歳で年収804万円と業界トップ。 こんな会社の救済に、「ウソ」のエコカー支援金を「バラまき」で使うべきではありません。 自動車産業の底辺を支えていて、内部留保の少ない中小企業にしぼって支援策を講ずるのが正しい政策です。

月刊誌『食品と暮らしの安全』2009年6月号No242掲載
    

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