風邪「原因突き止め治す」
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毎月月刊「食品と暮らしの安全」に連載中の
小児科医師 寺澤政彦先生。
あの記事は何号ですか?そんなお問合せの多い人気の連載記事です。
そこで、今まで書いていただいた記事を整理、加筆していただきました。
治す名医のアドバイス②風邪
肺炎になった方へ、寺澤政彦医師は次のように
アドバイスしています。
新型コロナでも味覚障害が現れているので、
覚えておきましょう。
塩分を多めに摂取
RSウイルス感染症で肺炎になると、呼吸機能が低下して血液の酸素濃度が低下します。
味覚が鈍くなり、おいしさを感じにくくなるので、もっと濃い塩味がほしくなります。
血清ナトリウムの低下を補うメカニズムが働いて、体の恒常性が維持されるのです。
病気のときは、塩味を濃い目にしましょう。
糖分は控える
低酸素状態では、甘みの感覚も鈍くなり、糖分の摂り過ぎになりやすくなります。
その結果、血液中の糖分が異常に多くなる状態(高血糖)になると、ナトリウムが低下して危険です。
強い倦怠感や頭痛は危険
高熱があるときは倦怠感も強く、元気がないのは当たり前ですが、
血清ナトリウムが下がっても、倦怠感や吐き気、頭痛が出ることがあります。
咳による息苦しさだけでは説明できないような倦怠感、頭痛、吐き気の症状です。
ナトリウムが急速に低下すると、けいれんや意識障害、昏睡にまで進行することもあります。
脳から、尿量を減少させる抗利尿ホルモン(ADH)が大量に分泌されることで血液が希釈され、
血液中のナトリウムが低下する抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH )の症状です。
1、鼻水
2、鼻づまり
3、咳
4、百日咳
5、中耳炎
6、蓄膿症
7、マイコプラズマ
8、RSウイルス
9、hMP ウイルス
10、おたふくかぜ
11、風邪に効果的な食事
12、漢方薬のススメ
A5版
32ページ(2色)
300円(税込)
※送料100円 5冊以上で送料無料
※海外への送付の場合は、送料実費となります。
※この冊子は月刊「食品と暮らしの安全」2018/1月号に付録としてつきます。
寺澤 政彦(医学博士 / 医師)
てらさわ小児科(仙台)院長。宮城学院女子大学非常勤講師。
1984 年から東北大学抗酸菌病研究所(現・東北大学加齢医学研究所)で小児ガンの治療にかかわる。
1990 年の小児科医院開業後は、アレルギー、シックハウス症候群の診断、治療、予防、抗生物質耐性菌の問題に積極的に取り組んでいる。
著書『子どもの病気が治せない』(リヨン社)
共著『健康な住まいを手に入れる本』(コモンズ)
『食べ物から広がる耐性菌』(三五館)
月刊『食品と暮らしの安全』で医療情報を発信中。
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