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廃棄物最終処分場も汚染源
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未だ処理が終わっていないPCB廃棄物。適切に管理されなければならないものですが、紛失扱いになっているものは最終的に、廃棄物最終処分場に運ばれる可能性があります。そして、また新たな問題を引き起こします。
廃棄物最終処分場は、多くのゴミが集まるだけではなく、有害な化学物質の集積場でもあります。土壌、地下水、大気を汚染しないように管理とモニタリングが必要です。
ところが、発展途上国の廃棄物処分場では、人為的または自然発火によって、ゴミが燃えているケースが見られます。このような場所に捨てられたPCBは、燃えて、ダイオキシンやさらなるPCBの汚染源となる可能性があります。
さらに、途上国の場合、ゴミ集積場から有価物を回収する人が多く存在したり、牛を放ち、ゴミ集積場内の草を食べさせて育て、そのミルクを飲むなどしています。このような人たちは、汚染物質の暴露を多く受け、被害を受ける危険性を持っています。ゴミ集積場も汚染源の一つと考え、監視する必要があるでしょう。
写真:愛媛大学沿岸環境科学研究センター(CMES)提供
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