「フクシマ」の映像作品を作ろう

映像作品『いのち』プロジェクト

作品の公式ホームページは、下記になります。
http://hayashieizousakuhinninochi-katuchan.blogspot.com/


《上映会のご案内》
「ウクライナ報告」と映画「いのち」の上映会
日時:2013年2月3日(日)13:30〜16:40(開場:13:00)
場所:彩の国さいたま芸術劇場・映像ホール(さいたま市中央区上峰3-15-1)
※JR 埼京線「与野本町」西口下車、徒歩7分
参加費:無料
申込・問合せ:TEL/048-851-1212、  担当:菊池
講師:小若順一ほか

皆さまから多大なご支援をいただいてスタートした映画「いのち」制作。
完成試写会が12月に行われました。
感謝をこめ、皆さまへの報告・上映会を行います。  ⇒詳細

ウクライナ報告について

 

《御礼》 2012/3/16
3月15日発表会は、沢山の方にご来場いただけました。
ありがとうございました。


《発表会開催》

『いのち−福島から未来の世代へ』
映画と林勝彦監督のトーク
日時:2012年3月15日(木)

 

《中間報告》 2012/2/24
第22章までがアップされました。
http://hayashieizousakuhinninochi-katuchan.blogspot.com/

 

《御礼》 2011/9/25
映像作品への資金提供をいただき、ありがとうございました。
 490 万円近くのカンパが寄せられたので、500 万円にして最後の送金を終えました。
「原子力にかかわる人で60 人以上、一般の人も含めると100 人以上にインタビューしたので、
それを10 分から15 分の作品にまとめて、5 本から10 本ぐらい作成し、完成したものからネットにアップしていきます。 それを終えたら、本編を制作します。最初に短編映像を流します」と連絡が入りました。
 映像を載せるホームページを、10 月中旬ぐらいに開設するそうですので、詳しくはホームページ(月刊誌「食品と暮らしの安全」271号)でご報告いたします。 開設され次第、ホームページから、そのページへ飛べるようにいたします。

月刊誌「食品と暮らしの安全」2011年10月号No270掲載


『フクシマ』映像作品の製作について


 2011年4月、北海道、福井、島根、佐賀の県知事選と、東京都知事選は原発推進派が大差で当選。
世界的に反原発のうねりが高まり、ドイツでは反原発を掲げた緑の党が勝利したのに、
大事故を起した日本がこの結果ですから、ガッカリしています。

 1960年に原子力産業会議は、17万kWの小型原発事故で、放射能が2%放出という条件で「放射線障害5000人、死者720人、一時疎開1760万人、長期立ち退き22万人」と被害者数を想定。 さらに本州の半分で農業ができなくなり、国家予算の2.2倍の損害が出ると予想しました。それから見れば、今回は想定内です。
福島第一原発は古いし、改修工事をしていなかったから被災したので、新しい福島第二原発は大丈夫だったと、原発推進の論陣がもう張られ始めています。
神奈川県知事に当選した黒岩祐治氏は「脱原発」を掲げました。ところが当選後、テレビで「原発は必要」と話しました。これでは、この脱原発は大失敗するでしょう。

 原発推進が続くのをどうやって変え、未来を切り開くのか、そこが大きな課題です。 電力業界に押さえられてきたテレビは原発推進派ばかり。 ジャーナリストも記事1本が500万円のギャラに釣られて、原発推進派に転向した人が多いようです。
 私には、映像で超一流の実績を持つ知人がいます。原子力、遺伝子、生命の分野で、知らない人はいない番組を何本も作って、 国際的にも超一流と評価されている方で、今は大学教授です。
東日本大震災後に電話で話しているとき、「番組を作りたいでしょう」と聞くと、「作りたくてしょうがない」。
彼の知人たちとも飲んだことがありますが、定年退職で番組を作れなくなっているのに、 どんな番組を作りたいという話ばかりしていました。
 原子力、エネルギー、遺伝子、生命の分野で世界一の実績をもつこの方たちに頼めば、原発事故の隠された事実を掘り起こし、 近未来のエネルギー政策のあり方を示した感動的ですばらしい作品を作ってくれると思います。 「反原発」ではありませんが、事実を正確に伝え、説得力のある作品を作れる方です。

 フクシマが世界を変えたのに、日本が原発を続けることを、私はほっておけません。 今回は大半の放射能を海に放出したのでまだ被害は見えません。しかし、次に事故が起きたら、 今度こそ、放射能で悪影響を受けやすい子どもたちの多数が、取り返しのつかない被害を受けるでしょう。
 日本の世論を変えるには、『いのち -from FUKUSHIMA to our future』を制作し、その作品をネット等でも流しながら、 国内だけでなく世界中に発信していくのが最善と考えます。  その映像作品の制作費用のカンパを募ることにしました。200万円が集まった時点で制作を交渉し、最低500万円を用意して作品作りを始めます。 ここで募金活動を広げて十分な制作費を用意できれば、国際賞の金賞を独占し、日本の世論は変わると思います。

 ぜひ皆様のご協力をお願いします。

食品と暮らしの安全 代表 小若順一
2011年5月1日発行 月刊誌『食品と暮らしの安全』No.265 「安全基金」の活動と考え方より

「安全基金」の活動と考え方(66)「原発をなくすために」

     

『いのち -from FUKUSHIMA to our future』映像作品


政府や東京電力が、福島第一原発で事故が発生した当時に、
真実を示すデータを隠し、デタラメを言い続けていたことが、次々と明らかになっています。
これからも次々と新事実が出てくるでしょうが、時間がたつと映像を取れなくなるので、
急いで撮影をスタートさせ、映画の仮タイトルと、制作スタッフもほぼ決まりました。
福島原発の周辺取材から帰ってきた林勝彦監督に、作品をどのように作ろうとしているのかをインタビューしました。

食品と暮らしの安全基金 代表 小若順一
2011年6月


●林勝彦監督へインタビュー
福島第一原発から出た放射能で、空気、海、水、土、食べ物、生き物が汚染されました。
原発周辺は、「いのち」が脅かされ、壊されるような生態系になっています。
その20q圏内の避難指示区域に、違反と知りながら3日ごとに入って牛にエサをやり続けている生産者がいる一方で、 家畜やペットなどの生き物が死んだり、殺されたりしています。
原発事故で「いのち」がどのようになっているのか、どう翻弄されているのか、その実情を、映像で表現したいと考えています。
作品をサイエンスの視点で支えるため、魚介類などについては、放射線量の測定をすることも考えています。
制作や測定にかかる費用について、多額のご寄付をいただいて感謝しております。

<林勝彦監督プロフィール>
日本科学技術ジャーナリスト会議理事
サイエンス映像学会副会長
[受賞作品]
◇ NHK 特集『チェルノブイリ原発事故』モンテカルロ国際テレビ祭・ゴールデンニンフ賞ほか
◇ NHK 特集『知られざる巨大技術・原子力』放送文化基金賞・奨励賞
◇ NHK スペシャル『驚異の小宇宙・人体』教育番組国際コンクール日本賞グランプリほか
◇ NHK スペシャル『驚異の小宇宙・人体2 〜脳と心』国際科学番組フェスティバル優秀賞ほか
◇ NHK スペシャル『驚異の小宇宙・人体3 〜遺伝子D N A 』 ザ・ニューヨーク・フェスティバル科学番組ゴールドワールドメダルほか
※ 受賞リストだけでA4、3ページを要するほどあります。
※ 受賞していない作品では、高速増殖炉「常陽」やプルトニウムを取り上げています。

監修    小出 五郎 監督    林 勝彦 助監督  すずき 靖 撮影    村田 豊彦        金古 光男 照明    関口 珠洲男 音声    橋爪 功 制作補   森田 直也 事務局長 藤田 貢崇



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